榎本艦隊の誤算

その実力と敗因
榎本武揚が率いる幕府艦隊は、
開陽・回天・蟠龍・神速・長鯨・高雄・大江の艦船八隻から成る。

この時点で幕府軍は、新政府軍の海軍力を上回っていた。

そして、幕府軍は宮古湾の海戦でその実力を発揮するはずであったが、
主力艦である開陽は江差沖で大シケにより沈没。全く活躍する事は出来なかった。

その開陽を助けようとして神速が出帆するが、機関故障により廃艦。

さらに、幕府軍事実上の崩壊により受け取り手のないまま係留されていた甲鉄を
アメリカは新政府軍に譲ってしまう。

これを取り戻そうと回天・蟠龍・高雄がでるものの、蟠龍・高雄の二艦は、
機関故障のため中止。形勢は不利になっていく一方であった…。

だがもし、この海軍力が失われる事なく機能していたなら、
榎本・大鳥・土方・伊庭と言った者達が、今の日本を創っていたのかもしれない…。
 
幕府所有の艦隊(一部新政府軍)
とりあえず暫定版ということで、UPしました。砲門数等細部の仕様は少しずつ…。

備考
開陽 1860年オランダにて建造
砲門数26門
全長73m
木造三本檣シュプリングフリゲート型
長240呎 幅39呎 排水量2817屯
当時世界的にも最新鋭であった
回天 1855年プロシアにて建造
全長65m
木造三本檣砲艦
長217呎 幅34呎 排水量1678屯
宮古湾では105発の砲撃
死者六名
千代田形 慶応二年日本人によって建造
全長32m
4/29七重浜方面沖合いにて座礁
咸臨 1856年オランダにて建造
全長50m
太平洋横断の実績有
美嘉保 ロシアにて建造
全長53m
鳳凰 安政元年浦賀にて建造
慶応二年横須賀にて改造
全長40m
バーク型帆船
排水量130屯
蟠龍 1857年イギリスにて建造
ビクトリア女王から贈られる
全長47m
木造二本檣砲艦
長217呎 幅22呎 排水量370屯
高雄 慶応4年秋田藩購入
全長29m
別名二番回天
長鯨 1864年イギリスにて建造
全長76m
排水量996屯
汽船
大江 1861年ニューヨークにて建造
全長49m
バーク型帆船
排水量160屯
朝陽 新政府軍
1856年オランダにて建造
全長50m
宮古湾では135発の砲撃
甲鉄 新政府軍(維新後は東艦に改名)
1864年フランス(アメリカ?)で建造
(原名ストーンウォールジャクソン)
宮古湾では31発の砲撃
排水量1358屯・1200馬力
全長48米・幅9米・ジャクソン艦
前部300ポンド砲一門・後部70ポンド砲二門
後部24ポンド砲六門・毎分180発ガトリング砲
     
写真 備考
開陽 1860年オランダにて建造
砲門数26門
全長73m
当時世界的にも最新鋭であった
回天 1855年プロシアにて建造
全長65m
宮古湾では105発の砲撃
死者六名
千代田形 慶応二年日本人によって建造
全長32m
4/29七重浜方面沖合いにて座礁
蟠龍 1857年イギリスにて建造
ビクトリア女王から贈られる
全長47m
甲鉄 新政府軍
1864年フランスで建造
ジャクソン艦
宮古湾では31発の砲撃
丁卯 新政府軍
長州藩籍
1867年イギリスにて建造
全長39m
春日 新政府軍
薩摩藩籍
1863年イギリスにて建造
全長73m
宮古湾では170発の砲撃
 
付録

左から神速・美嘉保・長鯨・咸臨・開陽・回天と言われている。


この艦隊数で戦えたのも、これ一回きりであった…。

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